機能化学品

光触媒コーティング剤

オブリガードプロテクトとは

「オブリガードプロテクト」シリーズは酸化チタン系の可視光応答型光触媒コーティング剤です。塗膜の高い透明性、コーティングが簡易であること、暗所でも抗菌性を発現するといった特長があります。硬質面用にオブリガードプロテクトH、繊維用にオブリガードプロテクトSをご用意しております。

※光触媒の効果は光触媒の表面で発現するものであり、空間への直接の効果を示すものではありません

光触媒効果

オブリガードプロテクトを塗工した表面に付着した微生物やウイルス、臭気物質(有機物)は光が照射されると可視光に光触媒が反応して水や二酸化炭素に分解されます。微生物やウイルス等の有害物質が分解されることで抗菌、抗ウイルス、消臭等が実現されます。

用途

建物内装
壁紙、化粧板、ドアノブ、窓、テーブル、イス、カーテン 等
自動車内装
ファブリックシート、革シート(合成皮革) 等

事例

茨城空港様 施工例

空港内インフォメーションカウンターや一部トイレ等に施工実績があります。

試験結果

抗菌、抗ウイルス性

AL板:アルミ板  PP板:ポリプロピレン板

抗菌試験結果[JIS Z 2801] オブリガードプロテクトH

試験菌 菌の特徴 塗布材 抗菌活性値R
大腸菌
Escherichia coil

食中毒の原因菌として病原性の大腸菌が知られている

AL板

5.9

PP板

5.0

黄色ブドウ球
Staphylococcus aureus

自然界に広く分布している病原性細菌で腐敗臭、汗臭の人体臭の原因として考えられている

AL板

4.7

PP板

5.5

※抗菌活性値R
R=1 10個の菌を1個(90%)に抑制する
R=2 100個の菌を1個(99.9%)に抑制する

R=5 100,000個の菌を1個(99.999%)に抑制する
R=2以上で抗菌性有とされている

抗ウイルス性試験[ISO 21702]

試験菌 菌の特徴 塗布材 抗菌活性値R

ネコカリシウイルス(P9)

ノロウイルス代替ウイルス

PP板

3.6

※抗ウイルス活性値R=2以上で抗ウイルス性有とされている

安全性

急性経口毒性(LD50) 皮膚刺激性 目刺激性 変異原性(Ames試験)

> 2,000mg/kg

陰性

陰性

データ無し

※安全性は、原材料の安全性情報から、LD50は、原材料の安全性情報からATEmixとして算出

お問い合わせ
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