ガスエンジン発電向けサービス

サービス内容

ガスエンジンのモデルや燃料に合わせたオイル、クーラントの販売、また現場環境に合わせた各種メンテナンス作業までご提供可能です。発電設備の不慮の停止を最小化するため、予防保全としてオイル分析を通した独自の診断とボアスコープ検査によるエンジン内部点検を行い、オイル交換と分解メンテナンスの最適化に貢献します。

潤滑油やクーラントの充填・交換作業

濾過機メンテナンスやボアスコープ検査

取扱いブランド

ソリューション事例

オイル分析を通じたメンテナンススケジュールの最適化

顧客名:酪農機器販売 T社様(社名非公開)

T社様は酪農家様に対し、ドイツ製ガスエンジンパッケージの販売およびメンテナンスを通じて、畜産ふん尿の有効活用と売電による収益化をご提案され、再生可能エネルギーの普及に大きく貢献されております。
畜産ふん尿より得られるバイオガスは硫化水素などの酸性成分が含まれるためガスエンジンがダメージを受けやすく、エンジンオイルについてもバイオガスに対応した製品を選定することが重要です。T社様では現在、100~150kWを中心に数十機のガスエンジンを管理されており、当社は2013年よりバイオガス向けのエンジンオイルを供給させて頂いております。
また、製品の供給のみならず、オイル分析を通じて発電サイト毎・油種毎、型式毎など、様々な側面からトレンドを分析し、T社様のメンテナンススケジュールの最適化に貢献しております。

オイル分析によるトレンド分析の一例

油種変更によるオイル交換周期の延長

顧客名:上下水道プラント設計および運営 T社様(社名非公開)

T社様は下水汚泥より得られる消化ガスを利用したガスエンジン発電事業を全国で運営されており、現在は250kWクラスを中心に30機以上の実績があります。当社はT社様に対し、2014年よりエンジンオイルを供給させて頂いております。
T社様は当初、一般的なガスエンジンオイルを使用されており、その交換周期を約500時間に設定されておりました。一方で、T社様は消化ガスに含まれるシロキサンなどの異物を高度に除去する技術を有していたため、一般的な消化ガスよりもクリーンなガスを供給することが可能でした。
以上を踏まえたうえで、当社はバイオガスにも対応した長寿命型ガスエンジンオイルをT社様にご提案し、交換周期を3倍に延長することができました。

お問い合わせ
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